クアドラT1M – OEM VPU

ネットイントのクアドラT1M は、Codensity G5 ASIC を1基搭載したM.2フォームファクターのOEM VPU(ビデオ処理ユニット)です。x86 および Arm ベースのサーバーで動作し、ビデオオペレーターがソフトウェアベースのエンコーディングからハードウェアベースのエンコーディングへ移行することを可能にします。これにより、リアルタイムビデオ、クラウドゲーミング、メタバースアプリケーションを、CPUベースのソリューションと比較して 総所有コスト(TCO)を40分の1 に抑えて実現できます。

 

VPUのワークフロー
高密度ソリューション

ネットイントのクアドラT1MはCodensity G5 ASICを搭載し、AV1、HEVC、H.264 のリアルタイムビデオエンコーディングをサポートします。最大8 解像度、10ビットHDRに対応しています。

仕様

メーカーページ https://www.japan21.co.jp/products/netint/
フォームファクタ M.2

※外寸:30mm x 80mm x 12mm
※一般的なM.2 SSD、 type2280:22mm x 80mm x 3mmより大きいです

ASICトランスコーダ Codensity G5 x 1
インタフェース PCIe 3.0 x 4
消費電力(Typ) 10W以下
対応エンコーディング標準/フォーマット AVC/H.264 Baseline, Main, High,
High 10 HEVC/H.264 Main, Main 10
JPG
YUV 420 8 bit/10 bitエンコーディング
AV1 Main
対応デコーディング標準/フォーマット AVC/H.264 Baseline, Main, High,
High 10 HEVC/H.265 Main, Main 10
VP9 Profile 0, 2
JPEG
YUV 420 8 bit/10 bitデコーディング
スループット エンコーディング: 20x 1080p30, 5x 4Kp30
デコーディング: 25x 1080p30, 6x 4Kp30
トランスコーディング: 20x 1080p30, 4K-4K: 2x 30 FPS
ABRラダー: 10 Ladders @ 30 FPS
入力: 1080p, Outputs: 1080p, 720p, 352p (cif30), 352p (cif15)
ソフトウェア FFmpeg SDKs, GStreamer, LibXcoder API インテグレーション
クローズドキャプション EIA CEA-708(H.264/HEVC エンコード/デコード)
HDR(ハイダイナミックレンジ) HDR10, HDR10+, HLG (H.264/HEVC エンコード/デコード)
2Dビデオ処理エンジン クロップ/パッド/スケール/オーバーレイ/YUV&RGB色変換
RoHS準拠 欧州連合(EU)RoHS適合指令